テレビで流れたスイーツの店の情報をメモし損ねた唯に
律から連絡が入る
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唯
「あッ りっちゃん」
「ほ〜い りっちゃん 何?」
「おお いいねえ!」
学校の廊下で窓辺に座って携帯電話を弄る憂
純
「何やってるの? 憂」
憂
「お姉ちゃんにメールそろそろ起きたかなあって」
「明日の準備もしとかないと」
梓
「明日・・・」
憂
「制服にアイロンかけたり新しいタイツ買ったり」
純
「先輩たちいなくなっちゃうんだよね」
梓
「あッ」
憂
「何?」
梓
「いる・・・」
憂
「えッ?」
ギー太をしょってえっほえっほやって来た唯
を窓から見る3人
律の集合であつまったけいおん部のメンバーは
ノープランの中放課後に演奏するまで行き当たりばったりでイロイロな事をして過ごした
- 10秒でどれだけポッキーを齧れるか→唯舌を噛むw 唯&紬
- けいおんぶスゴロクを作る→大きく書きすぎてゴールなしw 唯
- 自分の机の荷物を持ち帰る準備をする 律
- 自分の机に貯めていた律からの授業中の手紙を取り出す→紬が欲しがる→唯あげるw 唯&紬
- 生徒会室の整理&卒業式で読む原稿のチェックに来た和ちゃんと合流
- さわ子センセイに原稿をチェックしてもらう(唯スルーされるw) 和
- さわ子センセイに荷物運びを依頼→断られる 唯&律
- 生徒会室におじゃまする 唯&律&澪&紬
- 生徒課長のアルバムを発見する 唯
- 和すこし照れて赤くなる 澪が気がつく
- 和のメガネを借りて生徒会長っぽくなるか聞く→あんましー 唯
- 昼ごはんのパンを買うのを梓に依頼する→純が澪と紬分を買う 唯&律&澪&紬
- 昼ごはん梓が買ってきた”ゴールデンチョコパン”初めて見る4人→みんなで食べる 唯&律&澪&紬&梓
- 唯から憂と純にお土産にゴールデンチョコパンの切れ端を持ち帰る 梓
- 今まで誰かがあげてて初めてトンちゃんに餌をあげる 澪
- 部費が5円余っていた→リボンをつける 律&紬
- 窓ピカピカになるクロスでけいおん部の窓ガラスを磨く 紬
- 澪が言った「どうせなら部室ぜんぶピカピカにするのもいいかも」がみんなが賛同→部室の掃除 唯&律&澪&紬
そして
キーンコーンカーンコーン
キンコーンカンコーンキンコンカーンコーン
唯
「放課後だ〜!」
律
「よ〜し 梓が来たら演奏するぞ!」
紬
「その前にお茶しない?」
澪
「また?」
紬
「だって最後の放課後だもん」
唯
「うん? え…」
「どど・・どど・・・どうしよう」
律
「どした?」
唯
何かしなくていいのかな?」
澪
「何かって?」
紬
「唯ちゃん 落ち着いて」
唯
「ここでお茶できるのも最後かもしれないんでしょ?」
澪
「今ごろ気づいたのか」
唯
「ううう・・・」
紬
「ゆいちゃん」
唯
「どうしよ ムギちゃんあッ・・・」
「何か残すっていうのはどうかな?和ちゃんの写真みたいに」
律&澪
「おお〜 う〜ん・・・」
律
「例えば?」
唯
「みんなの写真 飾るとか」
律
「ああ・・・うちらのだけあってもな・・・」
唯
「机に名前彫るとか」
澪
「いや ダメだろ」 X
唯
「じゃあねえ・・・え〜と え〜と・・・」
「あッ 歌は?」
律
「歌か!」
紬
「いいかも」
澪
「でも どうやって残すか・・・」
紬
「あッ あれ!」
授業が終わって廊下を歩く梓&憂&純
純
「梓は部室?」
梓
「うん」
憂
「梓ちゃんお姉ちゃんがまだいたらあんまり遅くならないように言っておいて」
けいおん部室前
梓
「まだ お茶飲んでるかな・・・」
♪〜
楽器の音が聴こえてくる
ガチャ
梓
「あ・・・」
唯
「あずにゃん来た!」
律
「さあ 準備 準備!」
梓
「演奏するんですか?」
唯
「そうだよ」
紬
「今までの曲 全部ね」
梓
「全部?」
唯
「録音するの」
梓
「これで?」
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唯
「今 これしかないしとりあえずカセットで」
律
「放課後ティータイムの記録っつ〜か 足跡っつ〜か」
「そういうの残しときたいと思ってな」
梓
「っあ・・・」
「わかりました!」
律
「お〜し いくぞ!」
唯&澪&紬&梓
「お〜!」
梓
「で 何からやるんですか?」
「考えてないんですね」
唯
「いやあ・・・」
演奏をやめ相談する事に
唯
「最初は”ふわふわ”かな」
紬
「それ最後がいいんじゃない?」
律
「”カレー”からだろうん」
澪
「1曲目はアップテンポので」
唯
「いや 私たちの音楽性を考えると・・・」
梓
「っあ・・・」
唯
「何? あずにゃん」
梓
「唯先輩の口から”音楽性”って言葉が!」
唯
「やだよ〜 なに驚いてんの」
律
「言ってみたかっただけだろ」
梓
「じゃ 最初は「ふわふわ」のインストっていうのは どうですか?」
唯
「インスト?」
澪
「インストゥルメンタル歌なしで演奏だけするんだよ」
唯
「ああ カラオケバージョン」
梓
「ちょっとイメージ違いますけど」
澪
「わかる わかる よくあるよな」
「アルバムの最初と最後にインスト入ってるの」
梓
「はい!」
律
「わかるけど そこまで凝んなくても」
梓
「そうですよね時間ないですもんね」
唯
「う〜ん 曲順決めるのも意外と難しいね」
紬
「お茶いれよっか」
唯
「おッ いいね」
梓
「あの 時間は・・・」
唯
「でも あずにゃん 今日一回もお茶飲んでないでしょ」
梓
「そりゃ 授業受けてましたから」
唯
「でしょ やっぱりね〜」
唯
「私たちなんてすんごいお茶してるんだから」
澪
「そこは威張るとこじゃない」
ガチャ
唯&律&澪&梓
「うん?」
紬
「この時間も録音しておかない?」
唯
「おお!」
律
「つまり 放課後ティータイムってのはな」
「今を生きる高校生のロックスピリッツを」
「熱く 激しく表現するロックバンドっつ〜かさ」
澪
「いいこと言おうとしてるだろ」
律
「だって 後に残るんだろ これ」
唯
「では 部長のりっちゃんあなたにとって放課後とは?」
律
「そうだな・・・」
「人生の無駄遣いかな」
唯
「え〜?」
梓
「ククク」
「確かになホントですよね」
唯
「ちょっと聴いてみよう」
ガチャ ガチャ キュルキュルキュル ガチャ
そうだな・・・人生の無駄遣いかな
え〜?
確かにな
ホントですよね
ちょっと聴いてみよう
ガチャ
澪
「私の声 こんなんなのか・・・?」
梓
「やめましょうよ録るのは曲だけにしましょうよ」
唯
「え〜 おもしろいじゃん」
ガチャ
梓
「やめてください!」
ガチャ
唯
「今のも録れたかな」
ガチャ キュルキュルキュル ガチャ
梓
「ちょっと・・・」
やめてください!
梓
「怖い・・・」
律
「そうだじょー」
唯
「あずにゃん 怒ると怖いんだよ」
梓
「すいません私 ずっとこんな感じで・・・」
「あッ じゃなくて 早く曲順決めないとダメじゃないですか!」
唯&律
「怒っちゃイヤ〜 フフフ」
さわ子センセイがけいおん部に来る
「ふう・・・忙しかった」
「うん?」
唯
「ほい ほい ほい」
ガチャ
カチャ
唯
「あッ さわちゃん」
さわ子センセイ
「録音してるんだ」
律
「うん放課後ティータイムの曲 全部」
唯
「ちゃんと残しておこうと思って私たちの演奏」
紬
「先生来たし お茶にする?」
さわ子センセイ
「いいわよ 続けて」
律
「よ〜し 次!”ふでペン 〜ボールペン〜”」
唯
「あッ 待って! トイレ トイレ」
紬
「私も行く」
澪
「私も同じく」
梓
「みんなですか?」
律
「いや〜 朝からお茶ばっか飲んでたからな」
梓
「まったく・・・私も」
律
「気を取り直して”ふでペン 〜ボールペン〜”!」
唯
「じゃあ いくよそれッ!」
カチャ
(校内アナウンス)
ピンポンパンポーン!
え〜生物の山本さんへ内線が入って・・・
唯
「ダメだ〜」
さわ子センセイ
「ねえ 唯ちゃん」
唯
「何?」
さわ子センセイ
「録音 手伝おうか?」
唯
「ううん」
「さわちゃんは そこで見てて」
さわ子センセイ
「そう」
唯
「じゃあ いくよ」
紬
「は・・・ハクション!」
「あ・・・ごめ〜ん」
律
「いいよ やっちゃお!」
唯&澪&梓
「お〜!」
紬
「やっちゃお〜!」
律
「よ〜し いくぞ!」
「ワン ツー スリー・・・」
♪〜
唯&律&澪&紬&梓
「はあ〜・・・」
唯
「終わった〜」
律
「つ〜か 何やってんだろうな 私ら」
唯
「でも できたよ 私たちのアルバム」
澪
「うん」
律
「ちょっと貸して」
放課後ティータイム
律
「書けた」
唯
「聴いてみようよ」
律
「そうだな早く聴いてみようぜ」
さわ子センセイ
「じゃ あんまり遅くならないように一回だけよ」
唯
「あッ 新しいタイツ買ってない」
紬
「帰りに買ってこう」
梓
「あれッ 部室 何かきれいになってませんか?」
唯
「あずにゃん やっと気づいてくれた」
梓
「制服 汚れてます」
唯
「えッ うわ〜」
アハハハハ
♪〜
*学生時代録音した音声ってあったなぁアレって誰が持ってるんだろ?
最終回「卒業式!」
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