その主役にロミオ役に澪が選ばれる
澪は選ばれた瞬間笑顔のまま気絶していたw
気を取り戻した澪は
「異議あり!」
「あ・・・えっと やっぱり主役を投票で決めるのは良くないんじゃ・・・」
和
「でも立候補も無かったし推薦も無かったでしょ」
澪
「り 律を推薦します!」
「元気だし 勇ましいしいつもプロレスごっこやってるし」
律
「ロミオと どこに接点があるんだよ!」
「ファンクラブもある 人気抜群の澪さんが何をおっしゃる〜?」
「まさに適役でしょう!」
澪
「うう・・・」
唯
「なるほど! 澪ちゃんだけにロ ミオが合ってるでしょう」
澪
「うまいこと言ったつもりか!」
律
「いいじゃんか いいじゃんか」
「当日は 私がメイクしてあげるから」
「こっゆ〜い紫のアイシャドーで」
澪
「魔女か 私は!」
律
「そして 私がその様子をステージ最前列で ビデオ撮影」
澪
「ひ 人事だと思って・・・」
だが律の考えは甘かった
和
「田井中さんは?ジュリエット役 よろしくね」
律
「異議ありー!」
澪
「自分に火の粉が降りかかると途端に態度が変わるな」
律
「私がジュリエットはあり得ないだろ!」
和
「しょうがないでしょ投票で そうなったんだから」
律
「ジュリエットはほかに適任が いっぱいいるだろ」
「例えば ムギとか」
紬
「私は今回 脚本だから・・・」
律
「うへぇ〜」
他の人に何とか役を押し付けようとする律だったが
クラスの皆に丸め込まれジュリエットをやる事に
さわ子センセイは衣装を担当すると立候補したw
「大丈夫悪いようにはしないから」
唯は木のGを担当する事にw
けいおん部室で梓が澪を追い詰めてしまうと
澪
「すまない 実は私・・・転校することになったんだ」
「パパの仕事の都合でイルクーツクに移住することになってさ・・・」
律
「どこ行く気だ・・・」
梓
「パパ・・・」
澪
「お父さん!と とにかく そういうわけだから」
「じゃあ」
律
「待てい!」
澪
「ひいいい・・・」
「頼む! 必ず学園祭後には戻ってくるから・・・」
梓
「ライブはどうするんです?」
澪
「それは 私の双子の妹が・・・」
律
「いるのかよ!」
澪
「はッ! ゆ 夢かッ」
「いやあ びっくりしたよ私が ロミオ役に選ばれるなんて」
「変な夢だよな〜」
「さあ みんな学園祭ライブに向けて練習開始するぞ おお」
梓
「だんだん現実逃避がひどくなっていきますね・・・」
律
「行くぞ」
澪
「イヤ イヤだー!」
「やめろ 放せ デーコー!」
梓
「行かなくていいんですか?」
唯
「じっとしている練習してなさいって」
「和ちゃんが」
梓
「はあ・・・」
紬は澪と律にカット!を連呼し演技指導する
実はカットと言ってみたいだけだったw
律は話自体に切れ
澪は恥ずかしがって声が出ない
演技がうまくできない澪と律はけいおん部室でダラける
そんな2人に唯は律は女の子っぽく振舞い
澪には男っぽいというか律の格好をさせたw
律は澪と家で演技を特訓する事に
なかなかうまく行かなかったが律は澪のつもりで演技するとうまく行き
澪は律のつもりで演技するとうまく行った
だがクラスの皆の前で演技すると
律はうまくできたが澪は人前だとやはりうまく行かない
ソコで紬の提案により
紬の知り合いの喫茶店で人前で声が出るように接客の特訓をする事に
なぜかメイド服のウェイトレスだがメイド喫茶ではない喫茶店だったw
律・唯・紬・梓は
さわ子センセイのコスプレ趣味により
メイド服でも臆することなく接客ができていた
澪が客に呼ばれ接客を始めると
「あッ・・・あ あの えっと・・・」
「行ってらっしゃいませ!」
客達
「えッ?」
「・・・」
「あの 注文いいですか?」
澪
「えッ? あ はい ただいま・・・」
「あれッ? ない!」
客達
「慌てなくてもいいわよ」
澪
「あッ す すみません少々 お待ちください」
一度下がり
澪
「ゆ 唯書くもの貸して!」
唯
「ほえ? う〜…はい」
澪
「何で チーズが入ってるんだ!」
「さっき 厨房のおじさんがくれるって言うから・・」
「澪ちゃんにもあげる」
澪
「要らない!」
「それより 書くもの!」
唯
「あ これペンなんだよ」
澪
「えッ?」
唯
「ほら!」
澪
「ややこしい!」
唯
「ほえ?」
律
「コントだな・・・」
梓
「ですね」
なかなか慣れない澪を見て話し合っていると
律たちはライブなどで切羽詰った時は澪はちゃんとできている事に気がついた
休憩を取るように言われたが律は澪を切羽詰らせるために
1人休憩を取らせず自分達だけ休憩した
けいおん部のティータイムにはココの紅茶を飲んでいた事が発覚
律はその値段を見て固まったw
休憩を終えて澪の様子を見に行くと
完璧な笑顔で客を見送る澪
しかしその直後気絶していたw
次の日
教室で
完璧な笑顔のままの澪
澪
「おはよう」
紬
「まあ」
唯
「完璧な笑顔・・・」
澪
「うん?」
律
「特訓した甲斐があったな〜!」
唯
「最後の方は 接客もすごくうまくなってたし」
澪
「うん 接客は もう平気かも」
紬
「本当?」
澪
「それより この顔・・・昨日から固まって 直らないんだ」
律・唯・紬
「ええッ!?」
律
「そんなに つらかったのか・・・」
「すまん! 今直してやるからな〜」
澪
「痛い 痛い 痛い・・・」
「直った」
唯
「いつもの澪ちゃんだ」
律
「とにかく これで演劇の稽古は 大丈夫だな」
澪
「それは 無理」
律・唯・紬
「えッ?」
澪
接客と演技は 全く別ものだから・・・」
律
「特訓の意味ねー」
唯
「でも 笑顔は完璧」
紬
「で でも やってみたらできるかも・・・」
澪
「どうかな〜…」
けいおん部室
演劇練習で唯と梓だけが残る部室
梓
「じゃあ 澪先輩と律先輩は・・・」
唯
「うん 今日から毎日稽古の時間倍にして何とかするって!」
梓
「そ そうですか・・・」
木の演技で動かない唯w
梓
「うッ・・・」
唯
「そして幕が下りたら音も無く去る」
さささささ
梓
「ライブ大丈夫かなぁ・・・」
*主役はやっぱ澪だ!
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次回「ロミジュリ!」
ライブより演劇メインかい!w
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