唯は可愛いシールを貼る事にはまっていた
ティータイムのケーキはさわ子センセイの分も毎回用意されているが
遅くなる場合は食べないらしい
律
「もう1個いっちゃえば? 梓」
梓
「えッ? いいですよ そんな」
紬
「でも今日 先生遅くなるからいらないって」
澪
「残しちゃうのももったいないしな」
唯
「そうだよ あずにゃん食べたそうな顔してるよ」
梓
「いいんですか?」
「ん? 唯先輩 髪に何か…」
「何ですか これシール?」
ソコに
純
「梓 これ忘れ物…あッ 休憩中でした?
梓
「ちッ 違うの これは!」
次の日
純の指摘で
すっかり”けいおん部”のペースに馴染んでしまっていた事に気がついた梓は
梓
「ううッ… やばい!」
「やばい やばい やばい やばい!」
「いつの間にか すっかりあのペースになじんじゃってる」
「よし 今日からは…カムバック 私!」
と意気込んでけいおん部室に入るがソコには
鞄を抱っこして眠りこけている紬w
梓
「わッ ムギ先輩?どうしたんですか?」
紬
「うッうん…」
「あれ? 知らない間に寝ちゃってた」
「梓ちゃん おはよう」
梓
「ビックリしましたよ もう…」
紬
「ここ 西日が差し込んでてあったかくて気持ちいいの」
「梓ちゃんもどう?」
梓
「いえ いいです」
「でも そんなところで何してたんですか?」
紬
「誰か来たら驚かせようと思って隠れてたの」
「こう「わーッ!」って」
梓
「かわいいこと考える人だな…」
他のメンバーが掃除などで遅くなり
紬と梓の2人きりとなる
梓
「あれ? そういえば」
「部室でムギ先輩と2人きりって珍しいかも」
紬
「うん?」
梓
「私ギターの練習しようかな」
紬
「あッ それじゃあ私はお茶の準備するわね」
梓
「改めて意識しだすと変に緊張するな」
「ムギ先輩って目もすごく大きくて素敵だし 色白さんだし」
「… って近ッ!」
と何時の間にかギターを出す梓の左側からしゃがんで覗き込んでいる紬
*気がつかれないようにどう移動したんだよw
ギターに興味津々の紬はギターを弾いてみる事に
チョッとムキになってギターを弾く紬を梓は
「何か かわいい…」
ふと紬のほっぺ
にケーキのクリームが付いているのを発見する梓
紬はたまーにケーキをツマミ食いしているらしい
イロイロ考えているのがばかばかし
くなった梓は笑い始める
それに釣られて笑う紬
そんな2人を覗き見していた
澪律唯
梓が気がついてドアをあけると倒れこむ3人
「何やってるんですか?」
「もう… 来てたんなら早く入ってきてくださいよ」
律
「だって おもしろい組み合わせだったから」
梓
「何ですか それ?」
いつもの様にティータイムに突入するけいおん部
唯
「ムギちゃん今日のケーキもおいしいね」
紬
「そう? よかったあッ ちょっと待っててね渡すものがあったの」
律
「あッ何だ これ?」
梓
「あッ 唯先輩でしょあちこちシールはって!」
唯
「かわいいでしょ〜」
梓
「ダメですよ」
唯
「え〜」
紬
「お待たせ〜 今度の学園祭用に新曲書いてみたの」
唯律紬澪
「おーッ!」
律
「やるじゃん」
唯
「そんなムギちゃんに はいッ!」
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次の日
梓
「よし 今日こそ絶対…カムバック 私!」
「だから違うし・・」
部室に入るとソコには澪がいて
長イスに座ってギターを手入れしていた
澪
「何が?」
「違うって何が?」
梓
「いッいえ 別に…」
「あッ ほかの皆さんはまだですか?」
澪
「ああ日直とかいろいろあってな」
梓
「2人で練習始めましょうか」
澪
「うん そうだなじゃあ ちょっと待っててそろそろ弦を張り替えたいんだ」
![]() |
梓
「ハイ!」
ギターの弦を張り替える澪をマジマジと見つめる梓
澪
「梓どうかした?」
梓
「へッ? いいえ」
澪
「そうか?」
梓
「はい」
「あッ 学園祭の曲どうします?」
澪
「うーんとりあえずムギが書いてきてくれた曲は入れるとして…」
梓
「私 バラードもいいかなって思います!」
澪
「ああ いいかもしれないな」
「・・・」
「よし じゃあみんなで相談しようか」
梓
「はい!」
「カムバック 私」
澪
「ん?なんか言った?」
梓
「へッ? いいえ」
澪
「そうか?」
梓
「はい!」
梓
「何か こうしてるとホントの軽音部みたいですよね」
澪
「えッ?うん軽音部なんだけど…」
「よし こんなもんかな」
梓
「あッ はいじゃあ私 お茶の用意しますね」
澪
「えッ?ああ お茶にするのか?」
「まあ まだみんなそろわないし…」
梓
「言ってみただけです」
澪
「いや お茶にしたいなら…」
梓
「言ってみただけです」
澪
「えッ でも…」
*いつもの癖でお茶にしようとしてしまった梓は
*一生懸命否定したw
律が突然入ってきて
澪に裁縫宿題ができないと泣きついてきて結局宿題優先となり
律の家へけいおん部全員で向かう事に
律の家で
澪がミシンでスカートを縫う
澪はミシン掛けが得意なようだ手伝うと言うか代わりにやってしまっているが
律は律でお礼に手作りハン
バーグをけいおん部全員分作っていた
結局練習できず律の家に遊びに行っただけだった梓w
そして次の日
梓
「寄り道ばっかりだから困ってるんじゃない」
「今日こそ絶対 絶対…」
「絶対 カムバック!」
「何か 自信なくなってきた…」
「いや3度目の正直!」
と部室のドアを開けると
「あッ 唯先輩」
今日こそ練習しようと思った梓だったが
唯の提案によりトンちゃんの水槽を掃除する事に
唯
「♪〜トンちゃんのためならエンヤコーラー」
梓
「変な歌歌ってないでしっかり洗ってください」
唯
「はーい」
「♪〜トンちゃんのためならエン…」
梓
「唯先輩!」
唯
「あずにゃん先輩 厳しいっす!」
梓
「何 言ってんですか」
「あッついでにあそこの鏡のシールもはがしちゃいましょうか」
唯
「ええーッ?」
「♪〜あずにゃんのためならエンヤコーラ…」
梓
「もう… だからその歌やめてくださいよ」
水槽の掃除が終わり
梓
「さッ 練習しましょうか」
唯
「うん そうだね」
「あッ そうだ あずにゃんに教えてもらいたいところあったんだ」
「こないだムギちゃんからもらった曲あるでしょ」
「何だか難しくて…」
梓
「ああ ギターソロのところですよねいいですよ」
唯
「ううんいや〜どう見たらいいのかわからなくて」
梓
「そこから?」
楽譜用語
フォルテ・・・・・・・強く
フォルテシモ・・・すっごく強く
フェルマータ・・・いい感じに
唯
「うーん…それにしてもみんな遅いなあ」
梓
「そうですね」
唯
「ムギちゃんのお茶が恋しいな」
梓
「そうですね… はッ!ダ… ダメですよッ」
「練習しましょう今日こそ練習しないとダメです」
「こんなことしてるからダメなんですよ 練習 練習!」
唯
「今日はどうしたのあずにゃん気合い入ってるね」
*あんたはいつも抜きすぎであるw
梓
「えッ? そッ そんなことないですこれが普通ですよ」
「そうかな?そうです!」
「ええと 多分 このくらいが私らしいっていうか」
「むしろ最近が緩んでるっていうかたるんでるっていうか…」
「そッ そうです! このくらいでないと私らしくないですよ」
唯
「おお そっかあ」
「あずにゃんはなかなか難しいこと考えるんだね」
「私は あんまり考えたことなかったなあ」
梓
「えッ?」
唯
「だってさ…」
「だってあずにゃんはあずにゃんだもん」
「りっちゃんは りっちゃんで澪ちゃんは澪ちゃんで」
「ムギちゃんはムギちゃんだもん」
「だから私 そんなの考えたことなかったや」
「ムギちゃんのケーキ 食べたいな」
梓
「練習してからです!」
唯
「フォルテッシモで怒った」
梓
「そんなところに使わないでください!」
次の日
休み時間に休み時間に梓の落し物が届く
修学旅行のお土産でもらった”ぶ”のキーホルダー
なぜ自分のだと分かったのだろうと裏側を見ると何時の間にか唯が貼った
ネームシールがあったからだったw
学園際での梓のクラスでは喫茶店に決まる
憂
「梓ちゃんうん?」
「梓ちゃんは何やるの?」
梓
「えー どうしようかな」
純
「私 ウエイトレスやろうかな」
「いらっしゃいませ ご注文をどうぞ」
憂
「似合ってる 似合ってる」
梓
「ふーん じゃあ何猫にするの?」
純
「何それ?」
梓
「え!だって 猫耳つけるんでしょ?」
純
「だから何で?」
梓
「だって ウエイトレスって猫耳つけるものでしょ?」
「はッ!」
憂
「梓ちゃん…」
純
「やっぱり”けいおんぶ”だね」
梓
「こッ こんなの…こんなの 私じゃなーい!」
すっかりけいおん部の梓だったw
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