唯律澪紬が夏休みの思い出を談笑していると
梓が
「おはようございます 先輩方」
「2学期始まりましたね! 2学期!」
と嬉しそうにやってきた
しかしアレだけ日焼けした梓は白かった眩しかったw
焼けやすく剥けやすい体質なのかな?
「2学期といえば学際ですね!ライブですね!」
しかしその前に2学期早々
桜が丘女子高等学校ではマラソン大会が年中行事にあるらしく
次の日のお昼
澪
「あれッムギのお弁当 うな重?」
紬
「マラソン大会に備えて持久力アップにって」
うな重wありえん!
これはまたぶってほしいサインに違いない
だが誰も突っ込まずスルーするw
さらにけいおん部でのティータイムでは
黒いババロアの様なモノを持ってきた紬
さわ子センセイ
「黒い・・黒ゴマ?」
「不思議な味 何だろう?口の中に広がる
この爽やかな磯臭い香り」
紬
「マラソン大会に備えて 貧血防止に鉄分の補給をと思って」
「昆布とひじきのブラマンジェで
す」
さわ子センセイ
「できれば次からは普通ので」
あれ切れないよさわちゃん
ココは切れてバシッと突っ込
むところだとw
唯憂姉妹がスポーツシューズを見ていると
さわ子セ
ンセイがマラソン大会で必要な物の買出しに来ていた
唯憂はさわ子センセイの車に乗せてもらい
マラソン大会の下見に付き合う事に
マ
ラソン大会の後におしるこを作る事を聞いた
なぜしるこw
唯
「おしるこぉ!」
「おしるこがあるなら頑張れるかも」
と
意気込んだ唯だったが
さわ子センセイは
「今年はね 去年より厳しいコースにしたから 大変よぉ」
唯
「え〜」
さ
わ子センセイ
「まずは 繁華街のこの道」
「甘い香り漂うスイーツのお店や色鮮やかなブティック」
「かわいい雑貨の並ぶ店を両サイ
ドに見ながらウインドーショッピングの誘惑を振り切り」
「バス通りを抜ける」
「橋を渡り
住宅街を抜ければそこは豊かに広がる田園地帯」
「たわわに実った稲穂を右手に見ながら ゆったりとした一本道」
「だが
その先に待ち受けるのは行くも地獄 戻るも地獄のハートブレイク上り坂!」
「まさに心臓破り 自分との戦い!」
「しかし
この戦いに勝利しなければ」決してゴールにたどり着けない」
「試練に耐え地獄の坂を乗り越えれば間もなく見えてくるチェックポイントの公園」
「残
る力を振り絞ってラストスパートゴールの学校までもう一息!てな感じ」
家の近くで下ろしてもらい家に戻った唯と憂
唯
「何
もあんなに張り切らなくてもぉ〜」
憂
「張り切ると言うより自棄になってるんじゃ」
憂
「あ!?」
唯
「ど
したのぉ〜」
憂
「さっきのお餅が紛れ込んじゃってる」
次
の日(マラソン大会前日)
お昼に明日雨になればマラソン大会中止でおしるこ大会だよ思いついた唯は
家に帰ってから天気予
報は降水確率0%といっている最中
てるてる坊主をしこたま逆さ吊りにして雨乞いをしたw
マラソン大会当日
和ちゃんの選手宣誓後マラソン大会はスタートした
ダラダラと走っていたけい
おん部だったが
澪はビリになったら思いっきり目立つと想像し真面目に走り出した
澪は前を走っていた
憂梓純と合流して一緒
に走る事に
ケーキ 猫 子ども 新作ジュース 喋る自動販売機 犬と色々なモノに気を取られ捲くる
唯に付き合いながら走っていた
律と紬
律
「しっかし忍耐力持久力ドレを取ってもコレほどまでに」
「マラソンに向いていない人間はいないんじゃないだろう
か」
唯
「あ!」
紬
「澪ちゃん」
仲のよい後輩3人をみていて寂しくなった澪は3人を待っ
ていたようだ
唯
「待っててくれたんだありがと澪ちゃん」
「うふふw」
へばる唯にけいおん部のやり方
歌
いながら走ろうと澪は提案する
しかし
唯
「あ!」
律
「どうした唯!?」
唯
「歌
詞忘れた・・・」
律
「なんと!」
「そんな時はルルルーで適当に誤魔化しとけ」
唯
「うわぁ〜」
「も
う私の事は心配するなココは私を置いて先にゆけぇ〜」
と地べたに寝そべり三文芝居する唯
澪
「じゃあ歌は止めにして何か他
の楽しい事を考えて走ったらどうだ?」
唯
「あ!それなら出来るかも」
食べる事を想像する唯
歌を歌えばと
思いつく紬
それに突っ込む律
そんな時 澪は詞を思いつく
「ハートブレイク心臓破りドキドキ張り裂けそうなこの胸」
律
「っは!コレがランナーズハイって奴か」
「苦しいのは君の性それともマラソン大会の性」
何時の間にか唯を
置いてきてしまった澪律紬
純に合流して唯がいない事を指摘されて初めて気がつくw
遭難した唯を探しに逆戻りして遭難ごっこをする
3人
心配して戻ってきた憂の予測どおり隣のおばあちゃんの家で休憩していた唯
けいおん部の4人は最後になり目立っていると
梓
「せ
んぱーい!」
「早くしないとおしるこのお餅なくなっちゃいますよ!」
買出しのお餅を自分が食べたから
ビリの人にはお餅が
ないと思い込んだ唯はラストスパートしたw
釣られてラストスパートする律と紬ビリが嫌な澪もソレに続く
結局澪がコケながらゴール
しクルクル受身をとってビリになり逆に思いっきり
目立つ事にw
結局お餅はビリでもちゃんとあり
澪
「唯の
勝手な思い込みのせいでまた・・・」
律
「予言的中」
唯
「澪ちゃんゴメンネ」
紬
「で
もチョッと楽しかったね」
唯
「うんマラソン大会もいいかも」
澪&律
「お前が言うな!」
唯
「あぇ
へへへ」
「ごめんなさい・・・ん」
「おしるこの御代わりはいかが?」
「お餅もまだ残ってるよぉ」
律
「そ
れはセンセイたちの分だろ」
紬
「そういえばさわ子センセイは?」
澪&律
「ぁ!」
唯
「ん!?」
唯
を探すさわ子センセイは遭難してるっぽかったw
「唯ちゃんどこにいるの」
「おしるこなくなっちゃうわよぉ!」
「はぁお腹空い
たぁ・・・」
しかし4〜5kのマラソン後におしるこ食べれるだろうか?
次回 「先輩!」
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